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樹木管理 参考植物

スッキリさせる、バッサリ切る、だけの剪定は行っていません。
ポリシーをもった剪定をさせていただきます。
種々の樹木の性質や状況、お客様のご要望を考慮し適切な方法で管理いたします。
                     → 剪定料金について も参照ください

紅葉(モミジ)

庭の管理・紅葉

自然樹形を保つ様に心がけています。名の通り、四季を表す象徴ともいえる種です。

(マキ)

庭の管理・槙造園

丸く刈り込む方法が多いですが、不要な枝を 間引きして(整理して)すっきりとした仕上がりにします。

(マツ)

庭手入れ・西宮市松

不要な葉をむしり、葉をさらに生き生きさせます。存在が庭に風格をもたせてくれます。

紫陽花(アジサイ)

庭の管理・西宮市あじさい

花の時期が終わるころ翌年の花芽が出てきていますので翌年の花を想定した剪定をします。雨の多い時期に葉が混みますので特に害虫などの発生に注意したいです。

百日紅(サルスベリ)

庭木剪定・西宮市百日紅

夏に花を咲かせる種類として稀少な木の1つと言えます。切り詰める具合で、翌春の枝の伸びが変わってきますので調節します。

花水木(ハナミズキ)

庭木剪定・宝塚市花水木

和風にも洋風にも使える種類で人気のある花木です。お手入れのし易さや四季を通して多様な変化が楽しめることが魅力です。

椿(ツバキ)

庭の管理・西宮市椿

花芽を付けやすい様に枝を間引きます。また花が咲きにくい場合などは細根の更新をしてコンディションを整えます。

蝋梅(ロウバイ)

庭木剪定・西宮市蝋梅

冬期に咲く黄色いロウ細工の様な花が印象的です。花と同時に甘い香りが厳しい寒さを和らげてくれそうな趣きです。さらに株立ちの樹形が存在感をより大きくしています。

更紗満天星(サラサドウダン)

庭の手入れ・更紗満天星つづじ

落葉性の低木です。つぼ型の小さな花がたくさんつきます。花を観賞する目的であれば花後すぐに剪定します。紅葉も美しいため、樹形などを意識するならば時期を気にせず行います。

樹種の内容については個人の見解やそれぞれの樹種の適応もありますので参考にしていただき、詳しくはご相談ください。

人気のある庭木

シマトネリコ

丈夫な樹ですので病気や害虫が発生しにくいです。光沢のある葉や空気の浄化作用があることが人気の理由の1つかもしれません。成木になると雄雌異株で白い花が咲きます。生育が大勢なので注意が必要です。

オリーブ

常緑の高木です。南欧の雰囲気のある樹形と葉色の美しさで人気があります。日照時間の長い日当りの良い場所に植え付けします。込みすぎた枝は日や風をよく通す様に間引きます。

ミモザ

銀色の葉と黄色の花とのコントラストが早春に目を引きます。 日当りと水はけの良い場所を選べば、肥料をあまり必要としません。枝がよく伸びますが細いので折れやすく、強風の心配な場所には適しません。花が終わった後に
切り戻して管理します。

おすすめ花木

沈丁花(ジンチョウゲ)

常緑の樹高は1mほどに収まる低木です。春先に薫る独特の香りが魅力です。十字型で花びらに見えるものは肉厚のがくです。移植すると枯れることが多いため、植え付け場所を考えて選びます。花期は3月上旬から4月中旬

         

カラタネオガタマ

モクレン科の常緑樹です。5月上旬から6月中旬まで咲く花はバナナのような甘い香りを楽しめます。割合手がかからず放任しても樹形が乱れにくいです。排水の良い寒風を防げるような場所の植え付けが好ましいです。

黒文字(クロモジ)

日本の山野に自生する落葉木。3月から4月頃に淡黄色の小花をつけます。茶道・華道の道具の材料になる樹種ですが、和洋問わず、利用できる佇まいです。半日陰の場所が好ましいです。庭植えの降雨が当たる場合などは水やりはさほど心配ない事と、剪定の手間も自然樹形を整える程度ですのでおすすめします。

ハナミズキ  vs  ヤマボウシ

人気のある花木の比較対照

花水木(ハナミズキ)

花びらに見えるのは正確には苞(ほう)と呼ばれる葉っぱです。先端部分を中心に凹んでいるのが特徴。4月中旬から5月頃上旬が花期です。ヤマボウシと比べると樹形がまとまりやすく、管理が楽です。小さな空間にも向きます。玄関先やシンボルツリー等、独立して楽しむ利用におすすめします。

山法師(ヤマボウシ)

日本の山間にも自生が見られる。苞の先端がハナミズキと違い、尖っているのが特徴で、花期も5月下旬から6月上旬とやや遅い。苞の部分よりも緑色の葉の方が多く目立つ。ハナミズキよりも野生に近い性質を持っているため、よく枝を伸ばす。広い場所での利用、野生の自然に近い空間づくりの利用に向いています。          (雑木の庭 参照)

さりげなくおしゃれな樹

柏葉紫陽花(カシワバアジサイ)

育て方は通常のアジサイと変わりません。5月から7月頃が花期です。花だけでなく葉の紅葉も楽しめるアジサイです。夏の直射日光にやや弱いことと水切れしやすいので注意します。

夏椿(ナツツバキ)

ツバキ科では珍しい落葉木です。幹肌が美しく気品のある夏の花です。樹勢が強く、土質はこだわりません。
花期は5月下旬から6月下旬まで

ヨーロッパゴールド
(コニファー)

意外に後の手入れがいるコニファー系の中でも生長もゆるやかで病気にも強く、比較的扱いやすい品種です。春には黄金色が目をひきます。寒さと日に当てることでよく発色します。 柑橘系の香りがリラックス効果をもたらしてくれます。

ソヨゴ

株立ちの自然樹形が美しい人気のある樹です。常緑樹で乾燥に弱いため一日中日が当たる場所よりも午前中だけ日が当たる様な場所の方が安心です。生長はややゆっくりですが元々は大きくなる性質ですので良い高さで剪定し管理します。 花期は6月頃

庭の目隠しの樹

姥目樫(ウバメガシ)

クヌギ・カシの仲間です。暑さ・寒さによく耐え、生長はゆっくりです。葉を密につけて小さな枝を多く張るので生け垣に向いています。しっかりとした厚みのある葉で、土質が悪いところでは葉が小さくなります。4月から5月に黄色の小さな花をつけます。

レッドロビン

バラ科で、葉色が美しい常緑の1つです。植え付ける場合は根づくまでに時間がかかりますが後はそれほど水の心配もなく、強く育ちます。4月初めと9月中旬頃に新芽が出てきているので、その後の時期に剪定します。

紅常磐満作(ベニトキワマンサク)

常緑の小高木。3月から5月にかけて花が咲きます。生け垣には珍しい色の利用ができます。

車輪梅(シャリンバイ)

バラ科の常緑樹です。光沢のある葉が特徴的です。葉をメインに利用される事が多いですが5月ころには梅に似た花をつけます。白色・紅色・小型などの花の種類があります。

木斛(モッコク)

ツバキ科の樹勢の強い性質です。大気汚染にも強く昔から庭木の代表格として重宝されています。光沢のある葉、樹形を楽しむことのできる樹です。排水の良い、風を防ぐ様な場所に植え付けます。

他にも適した樹種があります
ご相談ください

手入れが楽な庭木

手入れが楽な"庭"は人により解釈は様々ですので、ここでは
手間が少なくできる様な樹種を取り入れる事でニーズに合ったヒントが得られればと思います。
まず樹種の適正に合う場所や条件であることが原則ですが、毎年の剪定ほど必要なかったり、病気や害虫に強い方であったり、落葉時期に一度に多く散らない様な性質でしたら、比較的手がかからないはずです。低木や草花と組み合わせて構成する事で大掛かりに手入れを心配しなくとも庭の管理ができるのではないでしょうか。

ジューンベリー

白い花をたくさん咲かせたり、実をつけたり、葉の紅葉など多様に楽しめる樹種です。主枝を3本ぐらいの株立ち型にして庭の目隠しとして利用できますし、主幹形にしてシンボルツリーにもできます。

ライラック

寒さに強く、花色が白・紫・桃色と豊富な品種がある。葉が落ちる頃になると花芽がはっきりと確認できるので不要な枝や細かい枝を剪定します。

メラルウカ

常緑の低木から高木。葉は細長く小さめの楕円状で樹姿は直立するタイプ、横に広がるタイプなどがあります。寒さに当たると葉が赤く変化するもの、白い花を付けるもの等の品種があります。病害になりにくく育てやすいです。

姫拳 ( ヒメコブシ )

モクレン科の落葉小高木です。近縁種のコブシよりも小さく庭木に向いています。淡いピンク色の花を咲かせます。毎年の剪定が必要な樹ではないので、生長の具合をみて管理すると良いでしょう。花期は3月中旬から4月下旬

変化が楽しみ でも
放っておくと大変なことに

木苺(キイチゴ)

半つる性で枝をよく伸ばすため、ある程度の場所が必要になる。家庭で手軽に育てられる果樹の1つだが放任すると四方に枝が広がりすぎてしまいます。支柱などを使って仕立てまとめ、12月頃から3月頃をめどに剪定もきっちり行いたい樹種です。

スモークツリー

雌雄異株の落葉木です。煙の様な穂を付ける姿は特徴的です。生長が早く、すぐに大きくなりますので毎年の剪定が必要です。広い場所で育てたい樹種です。根が浅く張るため、強風の当たる場所は避けたいです。また排水の良い土質にして加湿を避けます。

白木蓮(ハクモクレン)

可憐な花をつけることで知られています。耐暑性・耐寒性も強く病害虫が発生しにくいです。日当りと風通しの良い場所が植え付けに適しています。つぼみの先が必ず北の方角を指しています。樹勢が強いので落葉後の剪定か花後の剪定を考慮し行いたいです。

日陰でも育つ庭木・花木

馬酔木(アセビ)

スズランの様な形の小花が咲く控えめな印象の花木ですが、つくばい・灯籠・景石等の添え木として和風のお庭に欠かせない花木です。半日陰程のところでも適応します。比較的手入れもしやすいでしょう。

柊木犀(ヒイラギモクセイ)

常緑小高木。半日陰で育つ。10月初旬から下旬頃にキンモクセイに続いて花が咲く。甘いクリームの様な香りの白い小花です。生け垣に利用されることが多いですが、剪定を適宜行わないと脇目が出てこず、葉が混んで茂らないので注意します。

一位(イチイ)

常緑の針葉樹。葉は針状で水平につく。赤い実がつくのは夏から秋頃。材は緻密で建材や家具等に利用されます。夏の強剪定は避ける。キャラボクによく似ているが放置するとくねくね曲がり樹形が乱れやすいのに対し、イチイはスッキリ伸びて樹形を維持しやすい。生け垣にも向いています。